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SIM・eSIM

日本に来る際はSIM、eSIM、それともポケットWiFi?詳細比較

2026年9月3日

クイックアンサー

日本に長期滞在する方(留学生、実習生、エンジニア、特定技能)で、お使いのスマートフォンがeSIM対応の場合は、eSIMデータ通信プランの月額タイプをおすすめします。当日中にメールでコードが届き、配送を待つ必要がなく、コストも最も抑えられます。スマートフォンがeSIM非対応の場合、またはベトナムで購入した中古端末をお使いの場合は、物理SIM(データ通信SIMの月額プラン、日本の電話番号が必要な場合は音声通話SIM)をお選びください。Pocket WiFiを選ぶべきなのは、複数の端末を同時に使う必要がある場合のみです(パソコン、タブレット、ご家族で複数人使用する場合など)。または、まだ在留カードをお持ちでなく、現在使用中のスマートフォンには触れたくない場合にも適しています。

簡単に言うと、1人につき1台のスマートフォンであればSIM/eSIMの方が安く便利ですが、複数の端末・複数人で使う場合はPocket WiFiの方が合理的です。

この記事はどんな方向けですか

この記事は、日本への渡航を控えている方、または来日してから数週間以内の外国人の方に向けて書かれています。具体的には以下の通りです。

  • 新しく入学した留学生の方で、学校の登録、口座開設、バイト探しのためにネット環境が必要な方。
  • 組合経由で来日する実習生や特定技能の労働者の方で、多くの場合寮住まいで、相部屋になることが多い方。
  • 転職や引っ越しをするエンジニア・会社員の方で、仕事のために安定したネット環境が必要な方。
  • すでに日本に在住されている方で、docomo/au/SoftBankのプランに料金を払いすぎていると感じ、もっと安いプランに切り替えたい方。
  • 出張や長期旅行(1〜3ヶ月)で、WiFiをレンタルすべきかSIMを購入すべきか知りたい方。

3つの選択肢の中でどれが自分の状況に一番お得なのか迷っている方は、下記の比較部分がその答えになります。

該当しないケース

以下に当てはまる方には、この記事は適していません

  • 日本滞在が2週間未満の方:この場合、短期旅行用eSIMや空港でのWiFiレンタルの方が月額プランより理にかなっています。本記事は長期滞在者を対象としています。
  • 家全体に固定インターネットが必要な方(4K動画視聴、オンラインゲーム、ヘビーなリモートワークなど):この場合は光ファイバー(光回線)を導入すべきで、SIMやPocket WiFiではありません。
  • キャリア変更時に日本での既存の電話番号を維持したい方(MNP):MNPの手続きは新規契約とは異なる独自のプロセスがあります。
  • 在留資格、ビザ、保険について質問がある方:本記事は通信サービスについてのみ扱っています。法的な問題については、関係機関に直接お問い合わせください。

実施手順:5ステップで正しい種類を選ぶ

  1. お使いのスマートフォンがeSIMに対応しているか確認します。iPhoneの場合:設定(Settings)→一般(General)→情報(About)に進み、下にスクロールして「EID」という項目があればeSIM対応です。Androidの場合:設定→接続/モバイルネットワークに進み、「eSIMを追加」という項目があるか確認します。iPhone XS以降、および2020年以降のほとんどのAndroid端末はeSIMに対応しています。
  2. 端末がSIMロック解除済みかどうかを確認します。ベトナムで購入した「国際版」のスマートフォンは、通常すでにロック解除されています。海外キャリアの分割払いで購入した端末はロックされている場合があり、日本のSIMが使えません。簡単な確認方法:別のキャリアのSIMを試しに挿入し、通常通り電波を受信すればロック解除済みです。
  3. 必要なのがデータ通信のみか、日本の電話番号も必要かを確認します。就職活動の応募書類提出、銀行口座開設、住居の申し込み、電気・水道の契約などでは、070/080/090で始まる日本の携帯電話番号の入力が必須となる場合が多くあります。この場合は音声通話SIMが必要で、データ通信SIMのみでは対応できません。
  4. 使用する端末の台数と共同利用者の人数を数えます。1人で1台のスマートフォンを使う場合:SIMまたはeSIM。端末が2台以上、または通信費をシェアする同居の場合:Pocket WiFi月額プランをご検討ください。
  5. 日本での滞在計画に合わせて契約期間を選びます。長期滞在で月単価を最も抑えたい場合は12ヶ月プリペイドSIMプランを選択してください。滞在期間がまだ不確定な方、来日直後で試している段階の方は、柔軟に解約できる月額プランをお選びください。

SIM・eSIM・Pocket WiFi 早わかり比較表

項目物理SIMeSIMPocket WiFi
使用可能な端末数1台1台同時に5〜10台
受け取りまでの時間1〜3日(配送)数時間〜当日中(メール受信)1〜3日(端末配送)
対応端末の必要性SIMロック解除済み端末のみ必要eSIM対応かつロック解除済み端末が必要不要 ― どの端末でもWiFiを受信可能
日本の電話番号の有無音声通話プランを選べば有りプランにより異なるが大半はデータのみ無し
追加端末の持ち歩き不要不要必要 ― WiFi機本体+充電器
バッテリースマホの電池のみ消費スマホの電池のみ消費WiFi機を毎日別途充電が必要
紛失・故障のリスク低い無し有り ― 紛失時は端末の賠償が必要
月額費用の目安容量により約1,500〜3,500円SIMと同等か、やや安め約3,000〜5,000円
最も適している方中古端末利用者、電話番号が必要な方来日直後で急ぎでネットが必要な方複数人世帯、同居者、複数端末利用者

状況別の選び方

  • 共有WiFiがある学生寮に住む留学生の方:外出時に使う中程度の容量(5〜20GB)のeSIMまたはデータ通信SIMだけで十分です。Pocket WiFiは不要です。
  • 3〜4人で相部屋の実習生の方(部屋にネット環境がない場合):費用を分担するPocket WiFi1台の方が、各自が大容量SIMを購入するより安く済むことが多いです。
  • 就職活動、引っ越し、銀行口座開設をする方:会社からの電話や認証SMSを受信できるよう、音声通話SIMを持っておくことをおすすめします。
  • パソコンで作業することが多い、カフェで作業するエンジニアの方:スマホ用eSIM+スマホからパソコンへのテザリング(4G共有)で十分です。1日中パソコンを使う場合はPocket WiFiも検討してください。
  • 空港に到着直後で、まだ在留カードを手元に持っていない方:空港の無料WiFiでその場で有効化できるため、eSIMデータプランが最速です。

必要な書類

サービスの種類によって必要な書類が異なります。来日直後の方が意外と把握していないポイントです。

サービス種類一般的に求められる書類
データ通信SIM/eSIM(通話番号無し)通常は基本情報のみで十分です:氏名、受取先の住所またはメールアドレス、お支払い方法。一部の事業者では確認のため在留カードの写真を求められることもあります。
音声通話SIM(070/080/090の番号)日本の規定に基づき、本人確認が必須です:有効期限内の在留カード(在留カード)の表面・裏面の写真、またはパスポート、日本国内の住所、契約者名義のクレジットカードまたは銀行口座。
Pocket WiFi 月額プラン個人情報、日本国内での受取先住所、お支払い方法。端末が貸出資産であるため、身分証明書の写真提出を求められることが一般的です。

重要な注意点として、登録名は身分証明書に記載された氏名と一致している必要があります。友人の代わりに登録する場合は、実際に使用する本人の名前で登録してください。後日のサポートや契約解除の際にトラブルを避けられます。

また、通話機能付きSIM購入時の本人確認は、日本国内における法律上の要件です(携帯電話不正利用防止法)。各店舗独自のルールではありません。そのため、正規の事業者であれば書類確認なしで音声通話SIMを販売することはありません。

費用

以下は、日本在住の外国人向け格安SIM(格安SIM)市場での費用の目安です。各プランの具体的な価格は、キャンペーン等により変動する場合があるため商品ページをご確認ください。

項目SIM/eSIMデータ通信音声通話SIMPocket WiFi
初期費用SIM発行料またはプラン開設料が発生することが多く、eSIMは配送料無料の場合もあります初期登録料が発生します登録料や端末デポジットが発生する場合があります
月額費用5GB〜50GBの容量により約1,500〜3,500円通話機能が付くため、同容量のデータプランより高めです大容量プランで約3,000〜5,000円
通話料無し(LINE、Zalo、Messengerなどのアプリ通話のみ)分単位での課金、または通話付きプランあり無し
追加費用容量を使い切った場合の追加チャージ容量追加、プラン超過分の通話料紛失・故障時の賠償金、終了時の返却料

どちらがお得か計算する方法

シンプルな計算方法:月々の支払総額を実際の利用人数で割ります。

  • 1人暮らしで月20GB使用の場合:eSIMデータ通信は約2,000〜3,000円 → Pocket WiFiより安くなります。
  • 3人でシェアハウス、各自20GB使用の場合:SIM3枚で6,000〜9,000円かかりますが、大容量のPocket WiFi1台(約4,000円)を3人で分けると1人あたり1,300円程度 → Pocket WiFiの方が明らかに安くなります。ただし3人が同じ家に住み、あまり外に持ち出さないことが条件です。
  • 1年以上の長期滞在で節約したい方:12ヶ月プリペイドプランは月額プランより月平均コストが低くなることが多いです。

多くの方が見落とすポイント:Pocket WiFiが節約になるのは、みんなが近くにいる場合のみです。3人がそれぞれ別の場所で働く場合、WiFi機は1人分しか対応できず、残りの2人は結局SIMを購入する必要があるため、総コストは逆に高くなってしまいます。

契約期間と処理時間

  • eSIM:最速です。申し込みとお支払い完了後、通常数時間〜当日中にQRコードがメールで送られます。コードを読み込めばすぐに使えるので、郵送を待つ必要がありません。
  • 物理SIM:審査完了後、SIMは配送され、地域によって通常1〜3営業日で届きます。北海道、九州、沖縄など遠方の地域は時間がかかる場合があります。
  • Pocket WiFi:物理SIMと同様、端末受け取りまで1〜3営業日かかります。端末には事前設定済みで、電源を入れて本体に印字されているパスワードを入力するだけで使用できます。
  • 音声通話SIM:番号発行前に身分証明書の確認が必要なため、1〜2日ほど余裕がかかる場合があります。

契約期間について:

  • 月額プラン:月単位で自動更新され、使用しなくなった時点で解約可能です(プランの規定に従い事前通知が必要です)。
  • 12ヶ月プリペイドプラン:12ヶ月分をまとめて利用し、期限が来たら更新または終了となります。毎月の支払いを忘れる心配がないのがメリットです。
  • Pocket WiFi:端末レンタル契約となるため、終了時には端末を付属品含め全て返却する必要があります。

申し込み場所と受け取り場所

主に3つの方法があります。

  1. 来日前にオンラインで申し込む方法。この方法はeSIMに便利です:メールでQRコードを受け取り、着陸後すぐに有効化できます。空港の無料WiFiに接続してコードを読み込むだけです。物理SIMの場合は、日本国内の受取先住所(学生寮、知人宅、受入企業など)が必要です。
  2. 来日後にオンラインで申し込む方法。ウェブサイト上でフォームに入力し、書類の写真を送付し、受取先を選択します。留学生や実習生の方に最も一般的な方法です。
  3. 店舗に直接来店する方法。東京にお住まいの場合、新大久保エリアには外国人向けの店舗が多数あり、ベトナム語・英語での対応も可能で、当日中にSIMを受け取れる場合があります。HD TELECOMは東京・新大久保に店舗を構えています。

お支払いについては、事業者によって異なりますが、クレジットカード、銀行振込、コンビニ支払いなどが一般的に利用可能です。振込方法や各種支払い方法の詳細はサポートページをご覧ください。

よくある失敗例

1. スマホがeSIM非対応にもかかわらずeSIMを購入してしまう

最も多いミスです。有効化済みのeSIMは通常返金できません。お支払い前に、端末情報の中のEID項目を必ず確認してください。

2. 端末が海外キャリアのSIMロックがかかったままになっている

日本のSIMを挿入しても「無効なSIM」と表示されるケースです。以前のキャリアに連絡してロック解除するか、端末のロック状態に関係なく使えるPocket WiFiを代わりに利用してください。

3. データ通信SIMでも日本の番号のように電話ができると思い込んでしまう

データ通信SIMはインターネットアプリを通した通話のみです。求人先や病院からの電話、日本の電話番号宛の認証SMSは受信できません。これらが必要な場合は音声通話SIMの申し込みをお選びください。

4. Pocket WiFiを選んだが実際は各自別々の場所にいる

WiFi機は1ヶ所でしか使えません。グループで費用を分担しても、機器を持って出勤した人以外は自宅でネットが使えなくなってしまいます。誰が端末を持ち、どこで使うのかを事前に話し合っておきましょう。

5. Pocket WiFiの充電が必要なことを忘れてしまう

WiFi機は1回の充電で通常8〜12時間程度使用可能です。長時間の勤務や充電忘れがあると、一日中ネットが使えなくなります。持ち物を増やしたくない方はSIM/eSIMをおすすめします。

6. 他人の名前で登録してしまう

プラン変更、SIM紛失報告、契約解除が必要な際、事業者は契約者本人としかやり取りできません。他人に代わりに登録してもらうと、その人が帰国してしまった場合に大変困ることになります。

7. 居住地の電波状況を確認しない

大都市であればどのキャリアでも問題ありませんが、山間部や中心部から離れた工場地帯では電波が弱くなることがあります。同じ地域に住んでいる方に事前にどのキャリアを使っているか聞いてみましょう。

8. 月の途中で容量を使い切り速度制限にかかる

容量を使い切ると、通常速度が大幅に低下します。毎晩動画視聴やベトナムへのビデオ通話をよくする方は、高い割高な追加チャージを繰り返すより、最初から大容量プランを選んでおきましょう。

よくある質問

eSIMと物理SIMは電波の品質に違いはありますか?

違いはありません。どちらも同じキャリアの通信インフラを使用しています。異なるのは設定方法のみです:eSIMは端末にダウンロードするQRコード、物理SIMはトレイに挿入するプラスチックカードです。

在留カードがまだない場合、SIMは購入できますか?

データ通信のみのSIM/eSIMであれば、多くの事業者でパスポートによる登録が可能です。通話機能付きSIMの場合、日本の法律上本人確認が必須で、通常有効期限内の在留カードが求められます。空港に到着直後でまだカードをお持ちでない場合は、eSIMデータプランまたはPocket WiFiが一時的な解決策として最適です。

Pocket WiFiで電話はできますか?

LINE、Zalo、Messenger、WhatsAppなどのインターネットアプリを通した通話のみ可能です。Pocket WiFiには電話番号がないため、日本の番号からの電話やSMSは受信できません。

月に何GB選ぶべきですか?

目安として:チャットや地図確認程度なら3〜5GB、毎日YouTubeやTikTokを見る場合は約20〜30GB、ベトナムへのビデオ通話を頻繁にする場合やパソコン利用の場合は50GB以上、または大容量のPocket WiFiをおすすめします。

日本のeSIMを使いながらベトナムのSIMも端末に入れておくことはできますか?

可能です。eSIM対応のスマートフォンの多くは、物理SIMとeSIMを同時に併用できます。ベトナムのSIMは銀行のOTP受信用に残しつつ(高額請求を避けるためローミング設定には注意してください)、日本のeSIMを日常のデータ通信用に使うことができます。

月額プランの解約に費用はかかりますか?

プランごとの規約によります。月額プランは長期プランより柔軟な場合が多いですが、規定の期限までに事前通知が必要で、しない場合は1サイクル分追加で課金される可能性があります。Pocket WiFiの場合、賠償費用が発生しないよう端末と付属品を全て返却するようにしてください。

Pocket WiFiから途中でSIMに切り替えることはできますか?

可能ですが、二重で料金を支払うことにならないよう、WiFi契約のサイクル終了時期を確認しておくことをおすすめします。安全な方法は、現在のWiFiサイクルが終わるタイミングで新しいSIM/eSIMを申し込むことです。

参考情報源

  • 日本の総務省(MIC):携帯電話不正利用防止法に基づく携帯電話契約時の本人確認に関する規定 — soumu.go.jp
  • Apple公式サポートページ:iPhoneでのeSIM確認・設定方法について — support.apple.com
  • 日本の大手キャリアによるSIMロック解除状況確認ガイド:NTTドコモ、au(KDDI)、SoftBank
  • HD TELECOMの料金プランおよびサービス規約は商品ページおよびサポートページをご参照ください

料金、容量、申込条件は時期により変更される場合があります。身分証明書や在留資格に関する内容については、契約前に必ず関係機関または各サービス提供事業者に直接ご確認ください。

情報確認日

本記事内の情報は、直近で2025年5月20日に確認されています。定期的に見直しを行っておりますが、内容に誤りがある場合はご連絡いただければ更新いたします。

まずどこから始めるべきか

一言でまとめると:端末がeSIM対応ならeSIM、中古端末ならSIM、複数人・複数端末ならPocket WiFi、日本の電話番号が必要なら音声通話SIMを選んでください。

どのタイプが自分に合っているかまだ迷っている方は、以下の具体的な選択肢をご覧ください。

東京・新大久保のHD TELECOMチームはベトナム語で対応いたします。お使いの端末、お住まいの場所、1人暮らしか同居かなど詳しくお伝えいただければ、最もお得な選択肢をご提案いたします。それが最も高いプランでなくても構いません。他のガイド記事はブログページにも多数掲載しております。