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日本で自宅に固定WiFiを導入するにはどんな書類が必要?【2025年最新ガイド】

2026年9月7日

要約(クイックアンサー)

日本で自宅に固定回線(光回線Wi-Fi)を導入するには、本人確認書類としての在留カードまたはパスポートご本人様名義のお支払い方法(クレジットカード、または口座振替用の日本の銀行通帳・キャッシュカード)、賃貸借契約書通りの正確な住所(建物名・部屋番号)、そして日本国内で連絡可能な電話番号が必要です。

また、壁の穴あけや屋外からの配線引き込みなどの工事が必要な場合は、大家様または管理会社(管理会社)の承諾が必須となります。これを確認していなかったために工事が延期となってしまうケースが多く見られます。

お申し込みから開通までの期間は、すでに光回線設備が導入済みの集合住宅であれば通常2週間〜1か月設備未導入の物件や戸建ての場合は1〜2か月ほどかかります。特に3月〜4月の引越しシーズンはさらに時間がかかる場合があります。

この記事はこんな方におすすめです

以下に当てはまる方に向けた内容となっています。

  • 留学生、技能実習生、特定技能、会社員(エンジニアなど)で、日本で賃貸物件を契約したばかりで部屋に固定Wi-Fiを引きたい方。
  • 現在の住所に少なくとも1〜2年以上住む予定のある方(多くの光回線契約は2年契約となっているため)。
  • オンライン授業、Zoom/Teams会議、オンラインゲーム、4K動画視聴、テレワーク、または3〜5人での同居など、自宅で大容量通信を頻繁に利用する方。
  • 店舗窓口などで二度手間にならないよう、あらかじめ必要な書類を確認しておきたい方。

※本記事では、大手通信事業者・プロバイダ(NTTフレッツ光、ドコモ光・SoftBank光などの光コラボレーション、auひかり、NURO光など)の一般的な手続きを例に解説しています。詳細は事業者によって異なる場合があります。

光回線の契約が向いていない(対象外となる)ケース

以下のような状況の場合、固定回線を無理に契約する必要はありません(またはおすすめできません)。

  • 物件に「インターネット無料/インターネット完備」の設備がある場合。 アパート、社員寮、シェアハウスなどで導入済みの場合は、管理会社や管理人にWi-Fiパスワードを確認するだけでご利用いただけます。
  • 日本での滞在予定が1年未満、または転勤・転校・帰国などで近々転居する可能性がある場合。2年契約の違約金や工事費の残債が発生し、損をしてしまうリスクがあります。
  • シェアハウスにお住まいの方や、転貸(又貸し)などで賃貸契約者ご本人ではない場合。 通常、ご自身で回線工事の許可を取ることはできません。
  • 建物自体が工事不可の場合。 (築年数の古い木造物件や、大家様から壁への穴あけ工事の許可が下りない場合など)
  • 接続機器が1〜2台で、利用量もそこまで多くない場合。 このような場合は、工事不要で長期の契約縛りもない月額データSIM月額ポケット型WiFiのほうが手軽で経済的です。

お申し込みから開通までの流れ

  1. 物件の光回線導入状況を確認する。 賃貸借契約書を確認するか、管理会社に「光回線は導入済みですか?」とお問い合わせください。導入済み(光配線方式やVDSL方式など)であれば、手続きがスムーズで、室内への大がかりな穴あけ工事が不要な場合もあります。
  2. 工事が必要な場合は、大家様・管理会社に許可を取る。 壁の穴あけが可能か、エアコンダクト(配管穴)を利用できるか、書面での申請が必要かなどを確認します。電話口での口頭承諾で済む場合もあれば、承諾書の提出を求められる場合もあります。
  3. プラン種別と回線事業者・プロバイダを選ぶ。 集合住宅向けの「マンションタイプ」(比較的安価)と、一戸建て向けの「ファミリータイプ/戸建て」(やや高め)に分かれます。また、ドコモ/au/SoftBank/楽天モバイルのスマートフォンをご利用中の場合は、セット割引(セット割)の対象になるかも確認しましょう。
  4. お申し込み。 公式サイト、コールセンター、または家電量販店の店頭窓口から手続きを行います。お申し込み時には、氏名(在留カードの表記通り)、生年月日、正確な住所、電話番号、メールアドレス、お支払い情報などを入力・提出します。
  5. 工事日の日程調整(工事日調整)。 回線事業者またはNTTから電話やメール、書面などで工事日の調整連絡が入ります。工事当日は立ち会いが必要となり、1〜2時間程度在宅していなければなりません(通常、18歳以上の立ち会いが必要です)。
  6. 機器の受け取り。 ONU(回線終端装置)やWi-Fiルーターが事前に宅配便で送られてくるか、当日工事担当者が持参します。レンタル機器の場合は後日返却が必要となるため、外箱や付属品はすべて大切に保管してください。
  7. 工事当日。 担当作業員が光ファイバーケーブルを宅内に引き込み、光コンセントを設置して電波・導通確認を行います。完了後、確認書類にサインをします。
  8. ルーターの初期設定。 プロバイダから届く「開通のご案内」に記載された接続IDとパスワードを設定します(IPoE/IPv6接続の場合は、ケーブルを繋ぐだけで自動接続されることも多いです)。Wi-Fiのネットワーク名(SSID)とパスワードを任意に設定すれば準備完了です。
  9. 契約書類一式の保管: お客様ID、契約番号、開通日、契約満了日・更新月が記載された書類は大切に保管してください。転居や解約の際に必ず必要となります。

必要書類

以下は、一般的に提出を求められる書類の一覧です。事業者によって多少異なりますが、事前に揃えておくことで1回の手続きでスムーズに完了します。

書類名必要な理由必須度
在留カード氏名、住所、在留資格・期間の本人確認ほぼ必須
パスポートクレジットカードや銀行口座と氏名表記が異なる場合の補助書類持参を推奨
ご本人様名義のクレジットカード最も一般的で審査・手続きが早いお支払い方法どちらか一方(カードまたは口座)
日本の銀行通帳/キャッシュカード+銀行印(印鑑)口座振替による自動引き落としの登録どちらか一方
賃貸借契約書建物名、部屋番号、物件タイプの正確な確認コピー・写真の用意を推奨
大家様/管理会社の工事承諾配線工事、壁の穴あけ、光コンセント設置の許可工事が必要な場合は必須
日本国内の電話番号工事日の日程調整用(原則として日本語での電話連絡)必須
メールアドレス会員ID情報、電子請求書などの受信必須

外国籍の方が手続き時につまずきやすい3つの注意点

  • 氏名の表記ゆれを一致させること: 在留カード、クレジットカード、回線契約書の氏名表記が一致している必要があります。例えば在留カードの英字が「NGUYEN VAN A」であるのに対し、カタカナ登録で「グエン・ヴァン・アー」のように誤って入力すると審査落ちの原因になります。正しい登録方法を窓口で確認しましょう。
  • 在留期間の残存期間: 在留期間が残り6か月未満の場合、事業者や代理店によっては審査が厳しくなったり、口座振替ではなくクレジットカード払いを指定されたりすることがあります。
  • 回線契約者は賃貸契約者と同一名義にすること: 名義が異なる場合、管理会社への工事確認が難航したり、賃貸契約者本人の同意書を求められたりすることがあります。

なお、インターネットの契約においてマイナンバー(個人番号カード)の提示は通常不要です。提示を求められた場合は、理由を必ず確認するようにしてください。

費用・料金の目安

以下は市場における一般的な相場の目安です。実際の料金は事業者、提供エリア、各種キャンペーンによって異なりますので、ご契約前に必ず公式の料金表をご確認ください。

項目料金目安備考
契約事務手数料約3,300円初回のみ発生
開通工事費約19,800円〜26,400円通常24〜36回の分割払い(実質無料キャンペーン等あり)
月額基本料金(マンションタイプ)約4,000円〜4,800円集合住宅の設備共用のため比較的安価
月額基本料金(戸建てタイプ)約5,200円〜6,000円1棟ごとの単独引き込みのため
Wi-Fiルーターレンタル料約330円〜550円/月市販のルーターをご自身で購入すれば不要
中途解約違約金約2,000円〜10,000円2022年7月以降の契約は法改正により上限が低く設定されています
撤去工事費(退去時)0円〜約11,000円事業者や原状回復に関する大家様の意向による

【要注意ポイント】 「工事費実質無料」キャンペーンの多くは、24〜36か月の月額割引によって相殺する仕組みです。満期前に途中解約した場合、未払い分の工事費残債が一括請求されます。「途中解約したら工事費の残債はいくらですか?」と事前に確認することをおすすめします。

2年間のトータルコストがご自身の利用量に見合わないと感じる場合は、モバイルデータ通信プランもご検討ください。商品一覧にて各種プランをご確認いただけます。

開通までの所要期間・契約期間

  • 光回線導入済みのマンション: お申し込みから約2週間〜1か月(無派遣工事となり、機器を接続するだけで完了する場合もあります)。
  • 設備未導入のマンション・戸建て: 現地調査や工事日程の調整が必要なため約1〜2か月。
  • 3月〜4月および9月上旬: 引越しや入学・入社シーズンは窓口や工事が混み合い、開通まで2〜3か月かかる場合があります。
  • 契約期間(縛り): 2年契約・自動更新(自動更新)が一般的です。契約期間の縛りがないプランもありますが、月額料金が割高になる傾向があります。
  • 初期契約解除制度(8日間キャンセル): 電気通信事業法に基づき、契約書面を受領した日から8日以内であれば、解約金なしで契約を解除できます(ただし、工事費や解除日までに利用した利用料等は請求される場合があります)。適用条件はサービスにより異なりますので、事業者または総務省の案内をご確認ください。

【重要】 回線が開通するまで2週間から2か月ほど待つ必要があるため、入居初日から使える一時的なネット環境を準備しておくことを強くおすすめします。来日直後に1か月間ネットが使えないというのは、非常によくあるトラブルの一つです。

お申し込み窓口

固定回線のお申し込み方法は主に以下の4つがあります。

  1. 事業者の公式サイト(WEB): 待ち時間がなく不要なオプション勧誘も少ないのがメリットですが、手続きはほぼ日本語のみとなります(NTT東日本・西日本など一部英語対応ページあり)。
  2. 電話窓口(コールセンター): オペレーターの案内を受けながら手続きできますが、基本的に日本語でのやり取りとなります。日本語に不安がある場合は、話せる方に同席してもらいましょう。
  3. 家電量販店の店頭窓口(ヨドバシカメラ、ビックカメラ、ヤマダデンキなど):複数の事業者を比較でき、ポイント還元などの特典がある場合もあります。ただし、不要な光テレビ、セキュリティ、電気・ガスのセット加入などを勧められることがあるためご注意ください。
  4. 携帯キャリアのショップ(ドコモショップ、au Style/auショップ、ソフトバンクショップ、楽天モバイル):ご利用中のスマートフォンとのセット割引をまとめて申し込む際に便利です。

なお、工事の承諾確認については、賃貸借契約書に記載されている大家様または建物の管理会社へ直接お問い合わせください。

よくあるトラブル・注意点

  • 事前に大家様・管理会社の許可を取っていない: 工事担当者が訪問しても穴あけ不可で作業できず、再予約でさらに2〜4週間待たされることになります。
  • プラン種別の誤り(マンション/戸建て): 物件タイプを間違えると契約を初めからやり直す必要があります。迷ったら事前に管理会社に確認しましょう。
  • 「Wi-Fiルーター」と「光回線契約」の混同: 家電量販店でルーター単体を購入して部屋に置くだけではネットは繋がりません。回線自体の契約が必要です。
  • 契約者名と決済カード/口座の名義不一致: 審査が止まり、再申し込みが必要になります。
  • 「工事費無料」の文句だけを信じる: 早期解約時に残債が一括請求される条件を見落とさないようにしましょう。
  • 解約時にルーターやONUを返却しない: 未返却補償金として1万円以上の高額請求が発生する場合があります。
  • 引越し時に「移転手続き」をせず解約してしまう: 多くの場合、解約して新規契約するより「移転手続き」をしたほうが費用を抑えられます。
  • 店頭で勧められた不要なオプション(光テレビ、セキュリティ、付帯サービス等)を契約したまま放置し、毎月余計な料金が引き落とされてしまう。
  • 開通までの1〜2か月間の代替ネットを用意していない: スマホの通信量を使い果たしたり、カフェに行かなければ作業できなくなったりします。
  • 帰国時に回線の解約手続きを忘れる: 料金が引き落とされ続け、未払いトラブル(信用情報の悪化)につながる恐れがあります。

よくあるご質問(FAQ)

クレジットカードがなくても固定回線は契約できますか?

はい、日本の銀行口座で「口座振替」に対応している事業者であれば契約可能です。通帳やキャッシュカード、お届け印(印鑑)をご用意ください。ただし、クレジットカード払い限定の回線事業者もありますので事前確認をおすすめします。

留学生でも固定光回線を契約できますか?

はい、可能です。在留資格によって制限されることは基本的にありません。有効な本人確認書類、お支払い方法、および物件の工事許可があればお申し込みいただけます。

シェアハウスの自分の部屋だけに個別の回線を引くことはできますか?

一般的には難しいケースがほとんどです。一棟または一室全体の賃貸契約者でないことや、共有インフラの問題があるためです。この場合はポケット型WiFiや大容量SIMのご利用をおすすめします。

在留カードの有効期限が残り6か月でも契約できますか?

規約上はお申し込み可能な場合もありますが、慎重な検討が必要です。多くの光回線は2年契約のため、半年で解約すると違約金や工事費残債の負担が大きくなります。このような状況では月単位で使えるモバイル通信プランのほうが安心です。

申し込んでからどのくらいで使えるようになりますか?

設備導入済みの集合住宅であれば平均2週間〜1か月、戸建てや設備未導入の物件であれば1〜2か月程度です。3月〜4月の引越し繁忙期はさらに日数を要する場合があります。

工事不要で自宅でWi-Fiを利用する方法はありますか?

はい、ございます。月額ポケット型WiFi(届いてすぐ使え、外出先への持ち運びも可能)や、月額データSIMを入れてスマホからテザリングする方法があります。壁の穴あけや大家様の許可も不要で、2年縛りもありません。

契約期間中に帰国することになった場合はどうすればいいですか?

出国予定日までに回線事業者に解約手続きを連絡し、レンタル機器を返却して、最終月の利用料金および工事費残債を精算してください。銀行口座を解約しただけで放置して帰国すると、未払い金が残りトラブルとなりますので必ず正規の手続きを行ってください。

日本語があまり話せない場合、工事日程の電話連絡はどう対応すればよいですか?

実際の手続きで最もご相談が多い点です。同居人、先輩、寮の管理人、職場の同僚や学校の窓口スタッフなどに日程調整の電話対応をサポートしてもらうことをおすすめします。英語対応の窓口を用意している事業者もありますので、お申し込み時にご確認ください。

参考情報・出典

  • NTT東日本(東日本電信電話株式会社)— フレッツ光サービス案内および工事手順:ntt-east.co.jp
  • NTT西日本(西日本電信電話株式会社)— サービス案内および提供エリア情報:ntt-west.co.jp
  • 総務省 — 電気通信事業法、初期契約解除制度および解約金等に関する消費者保護ルール:soumu.go.jp
  • 各回線事業者公式サイト(ドコモ光、SoftBank光、auひかり、NURO光)— 料金プラン、工事費および最新キャンペーン条件
  • 独立行政法人国民生活センター — インターネット接続サービスに関するトラブル相談事例:kokusen.go.jp

料金プラン、解約金、キャンペーン条件等は事業者や地域、時期により随時変更されます。ご契約前には必ず各事業者および建物の管理会社へ直接ご確認ください

情報確認日

本記事の内容は、2025年6月10日時点の上記出典情報を基に確認・作成しております。最新の料金表および契約条件等については、各事業者の公式ページにてご確認いただけますようお願い申し上げます。

光回線の工事待ちでお困りの方へ

新居への引越し直後は様々な手続きが必要な時期ですが、固定回線の工事を待つ2週間から2か月の間は、インターネットが使えず不便になりがちです。

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