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8月の東海エリアの花火大会:飛騨高山の手筒花火と中部の名所

2026年8月9日

東海エリア(愛知、岐阜、静岡、三重)は東京と大阪の中間に位置し、名古屋や愛知県内の工業地帯を中心に、多くのベトナム人が生活・就労しています。そして、この地域の花火には日本全国でも唯一無二の特産物があります。それが手筒花火(てづつはなび)です。

1. 手筒花火 — 腕に抱える命がけの花火

想像してみてください。白い締め込み姿の男性が、火薬が詰まった長さ約80cmの竹筒を抱え、火をつけると、その腕の中から10メートルもの火柱が空に向かって直線的に噴き出します。火花が身に降り注ぐ中、彼は微動だにせず立ち続け、最後に竹筒の底が「ドカン!」と激しい爆発音を立てて抜けるまで耐え抜きます。

これが手筒花火です。愛知県東部の三河地方で450年以上の歴史を誇る伝統行事であり、岐阜や静岡にも広がっています。知っておくべきポイント:

  • 揚げ手は自ら火薬を詰めて自分の竹筒を作ります。これは大人の仲間入りを果たす儀式であり、地域の男性の誇りです。
  • 元々は神事に奉納し、五穀豊穣や家内安全を祈願する儀式であり、単なる娯楽ではありません。
  • 観客はすぐ近く(柵越し)で観賞するため、熱気と地響きのような爆音を肌で感じることができ、打ち上げ花火とは全く異なる体験が味わえます。

愛知や岐阜にお住まいで、まだ手筒花火を見たことがない方は、ぜひ一度足を運んでみてください。外国人観光客にはあまり知られていない穴場の伝統イベントです。

2. 2026年8月の東海エリア開催スケジュール

日付大会名場所規模
8/9飛騨高山手筒花火岐阜県高山市手筒花火 約180本
8/9国府夏まつり愛知県豊川市約2,000発
8/9第57回新城納涼花火大会愛知県新城市約2,000発
8/9按針祭 太鼓の響き花火大会静岡県伊東市約800発

※上記以外にも、この地域のほぼすべての市町村で8月に夏祭りや花火大会が開催されます。お住まいの市区町村名+「花火大会」で検索して、近くの会場を探してみてください。

3. 飛騨高山(8/9)— 地域で最もおすすめのスポット

高山は岐阜県の山あいにある歴史ある町で、黒木造りの三町筋(古い町並み)、川沿いの朝市、そして夏の涼しい気候で有名です。8月9日の夜には、約180本の手筒花火が次々と打ち上げられ、古い町並みの中に火柱が立ち上り、数百年の歴史を持つ木造屋根を照らし出します。

1泊2日のおすすめモデルコース

  • 1日目:午前中に電車・バスで高山へ移動。古い町並みを散策し、飛騨牛を味わい、朝市を訪れる。午後はホテルで休憩し、夜は手筒花火を鑑賞。
  • 2日目:白川郷(ユネスコ世界遺産、バスで約50分)へ足を延ばしてから帰路につく。

名古屋在住者(特急ひだで約2.5時間)や東京方面から(名古屋経由または富山経由)訪れる方にぴったりのプランです。

4. 東海エリア — 在日ベトナム人にとっての魅力

愛知や岐阜には、技能実習生、エンジニア、留学生など多くのベトナム人コミュニティが存在します。そのため、花火大会に出かける際にも以下のようなメリットがあります。

  • 大人数で誘いやすい。 お祭りは2人で行くよりも大勢で行く方が断然盛り上がります。
  • 中規模の花火大会が多い(約2,000発)— 東京のように激しく混雑せず、地元の街で美しい花火を楽しめます。
  • 交通の利便性:この地域は東京よりも自家用車を所有している人が多いため、グループでガソリン代を割り勘にして移動するのに便利です。ただし、会場周辺の駐車場はすぐに満車になり、帰り道は深刻な渋滞が発生するため、電車を利用する方がスムーズです。

5. 手筒花火鑑賞:安全上の注意点

打ち上げ花火とは異なり、手筒花火は観客のすぐ目の前で焚かれます。

  1. 火の粉が観客席まで飛んでくることがあります。 燃えやすい薄手の服やお気に入りの服は避けましょう(火の粉で小さな穴が開くことがあります)。
  2. 前列で観賞する場合は、帽子をかぶるかタオルを準備しましょう。
  3. 立ち入り禁止エリアには入らず、必ずスタッフの指示に従ってください。
  4. 至近距離での爆音は非常に大きいため、小さなお子様が驚いてしまうことがあります。少し離れた場所から観賞するか、耳栓を用意することをおすすめします。
  5. 写真撮影:打ち上げ花火よりも非常に明るいため、撮影しやすいのが特徴です。フラッシュの使用は意味がなく周囲の迷惑になるため控えましょう。

6. 持ち物・事前準備

  • レジャーシート、飲み物、モバイルバッテリー、ゴミ袋 — お祭りの必需品4点セット。
  • 高山へ行く場合は薄手の羽織もの — 山間部のため、夜間は平地よりもずっと冷え込みます。
  • 屋台用の現金
  • 高山に宿泊する場合は早めのホテル予約 — 小さな町で客室数が限られているため、お祭りの日はすぐに満室になります。
  • 終電・終バスの確認:山間部は運行本数が少ないため、乗り遅れると大変です。

7. 通信・インターネット環境

高山は山あいの小さな町です。お祭りの当日は人口に対して観光客が急増するため、電波障害が発生しやすくなります。また、移動中の峠道では実際に電波が弱くなる区間があります。

最低限準備しておくべきこと:

  • 高山および白川郷エリアのオフラインマップをダウンロードしておく。
  • 時刻表(終電・終バスを含む)や宿泊先の住所をスクリーンショットで保存しておく。
  • 大人数で行く場合は、具体的な集合場所をあらかじめ決めておく。
  • モバイルバッテリーを持参する — 電波が弱い地域ではバッテリーの消費が通常より早くなります。

愛知や岐阜にお住まいで、このような旅行に頻繁に出かける方は、ご自身のデータ容量が十分か確認しておきましょう。容量の少ないプランを契約していて、旅の途中でデータを使い切ってしまうケースが多く見られます。HD TELECOMでは、他社をご利用中の方でもベトナム語での無料相談を承っております。

まとめ

東海エリアには東京のような何百万人も集まる大花火大会はありませんが、それ以上に魅力的な手筒花火があります。450年の伝統を誇り、わずか数メートルの距離で観賞できる貴重な体験です。今年の8月、もし8月9日のご都合がつけば、飛騨高山が一番のおすすめです。歴史ある町並みに映える火柱、絶品の飛騨牛、そして涼しい山あいの空気。友人グループでの最高の思い出になること間違いありません。

※天候等により開催日時が変更・中止となる場合があります。お出かけ前に必ず公式サイトをご確認ください。